【Read-a-thon】アメリカの読書週間【本を読んで学校にお金を寄付しよう!】

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学校で「Read-A-Thonが始まるよ」って言われたけど、それっていったい何?

アメリカの小学校で実施される読書週間です!

こんにちは。アメリカ駐妻しているAmeshou母です。

アメリカでの子育てや料理などを紹介しています。

今回はアメリカの小学校で実施される読書イベント「Read-A-Thon」を紹介します。

そもそも「Read-A-Thon」ってなに?

Read-A-Thon(カタカナ発音だとリーダソン)は子どもたちの読書強化期間です。Ameshouが通う小学校では毎年春に一週間の期間限定で実施されます。子どもたちはこの間に読んだ本をページ数や読んだ時間とともに記録します。そして、Read-A-Thonが終わった翌日にこの記録を学校に提出します。

たくさん読んだ生徒は表彰されたりちょっとしたプレゼントがもらえるので多くの子どもたちが頑張って読書をします。もちろん強制参加ではないのでなにもしなくても学校から何か言われるようなことは全くありません。

親も何かするの?

親は自分の子供がきちんと読んだことを確認するために、読書の記録用紙に日々サインをします。小さい子供は自分がどんな本を何冊読んだか自分で記録するのは困難なので、子供の代わりに記録をつけることになります。

本を読んで学校にお金を寄付

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実はこのRead-A-Thonは学校のファンドレイジングイベント。学校の備品を買ったり、花壇を整備したりするのに必要な費用を寄付するためのイベントです。

Read-A-Thonの初日に「1ページ読んだら1セント」とか「本を一冊よんだら1ドル」といった具合に、寄付金のルールを子どもと親とで決めます。そして最終日に子供の読んだ記録に応じてお金を子供に渡します。もちろんこれは子供へのお小遣いでなく、学校への寄付金です。小切手を持っていってもいいですし、現金を持っていってもいいです。最近ではVenmoで支払いも可能です。

子どもたちは、自分の読書が学校のためにもなると分かっているので、読書により一層身が入ります。このモチベーションの上げ方ががアメリカらしいなと思うのは私だけでしょうか?

もちろん任意の寄付金なので、厳密に金額を決める必要はありませんし、無理して多額のお金を捻出する必要もありません。「一週間毎日本を読んだら10ドル」みたいなルールでももちろんOK。金額の大小で学校から何か言われることはありません。

本はどうやって決める?

Ameshouが通う学校ではRead-A-Thonのための課題図書はありません。何を読んでもオッケー。「子供が読書を通じて成長する」ということが目的なので、日本語の本だってアリ。

今回Ameshouが読んだ本は英語の本と日本語の本が半々ぐらいといった感じでした。Ameshou弟は「Dog Man」のシリーズにハマっていたので、英語の本を選ぶのは楽でした。Read-A-Thonの期間中、ひたすらこのシリーズを読んでいました。最終的には英語の本が8割、日本語の本が2割でした。

小学生低学年にオススメの本はこちらの記事にあります。中学年〜高学年にオススメの本はこちら。私は小学校3年生以上はWild Robotを読むことを強く勧めます!

まとめ

今回はアメリカの小学校で実施される子どもたちの読書強化イベント「Read-A-Thon」を紹介しました。子どもたちはRead-A-Thon期間中に読んだ本をページ数や読んだ時間とともに記録します。Read-A-Thonが終わった翌日にこの記録とともに寄付金を学校に持っていきます。アメリカらしいイベントです。

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